「生バンドでつづる、黎明期のジャズマン達の恋と夢、
         あの街には、人を不幸にする夢が多すぎた…」

1979年に初演が上演された舞台、「上海バンスキング」のキャッチフレーズです。

昭和初期、軍国主義が広まりつつある日本を離れ、ジャズを自由に演奏できる土地を求めて、海を渡ったジャズマン達。
迫り来る戦渦に、うたかたのごとく消えてゆく、彼らの夢や愛…。
光り輝くスポットライトを浴びたあの一瞬に、彼らの永遠はありました。

そんな、切なくも美しい、彼らの軌跡を再現しようと、2009年秋、私たち、泥酔シスターズ楽団は結成されました。

華やかで享楽的な雰囲気は、その一瞬に全てを懸けた、名も無きジャズマン達の命の輝きそのものです。

夜空に開いた大輪の花火のような、儚い煌めきと哀愁を、私たちのステージから感じ取って頂ければ幸いです。






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